こんにちは!太眉です!
今日は本の話題ではなく、太眉が好きなゲーム実況者の方についてです。
稲葉百万鉄さんは、youtubeやニコニコ動画で活動されているゲーム実況者さんです。ノベルゲーム、どうぶつの森、ホラーゲームを中心に実況されています。太眉的代表作は「ドキドキ文芸部」「学校であった怖い話」「どうぶつの森」です。
昨日、稲葉さんの「ドキドキ文芸部」実況の感想回を見返していました。その中で、好きなストーリーの型について話されていました。その型は、「美少女かおじさんが登場する。そのキャラクターは辛い過去を持っていて、その過去が理由で悪に手を染めてしまっている。主人公との出会いがきっかけでささやかな幸せを掴むも、自分の過去や因果からは逃れられない…」というものです。具体例として、「パーフェクトワールド」「万引き家族」を挙げられていました。
この二作品は絶対に見るとして、太眉は「ドラゴンタトゥーの女」を思い浮かべました。リスベットは天才的な頭脳を持っていますが、社会性に難があり弁護士が成年後見人として彼女の法律行為の一切を支配しています。だから、パソコンを買うにしても、彼女一人で売買契約を結ぶことは出来ず、弁護士に頼む必要があります。その弁護士が悪者で、パソコンを買う代わりに性的な奉仕を彼女に要求します。そしてそれは習慣化しています。
主人公のミカエルはある事件を追っていますが、行き詰っていました。そんな時に仕事仲間に、天才的な情報収集能力がある人物がいるという触れ込みで、リスベットを紹介されます。血色が悪い顔にキツいメイク、そしてドラゴンのタトゥー。そんな彼女にミカエルは引きますが、徐々に打ち解け合い、愛し合います。
紆余曲折ありミカエルとリスベットは事件を解決します。その年のクリスマス、リスベットはプレゼントを持ってミカエルを訪ねます。すると、窓越しに奥さんとニコニコで抱きあうミカエルが見えます。リスベットはプレゼントをごみ箱に投げて、バイクに跨り、走り去っていきます。
リスベットは社会性の欠如と悪い弁護士のために辛い過去、現状を持っています。それを何とかするべく違法な方法で情報を収集しています。でも、主人公の思いやりに触れて希望を見出しますが、結局ミカエルは奥さんのような普通の人たちの社会に帰って行ってしまい、リスベットはまた一人になります。
このストーリー、稲葉さんの好みのストーリーの型に合致してませんか!?
最後にリスベットが、奥さんと抱き合うミカエルを見るシーン、もう切なすぎて忘れられません。この前んも太眉日記で書いた「修学旅行の民泊のお母さんの話」と同じレベルの切なさです。
今、思い出しました!
場面の詳細は忘れてしまいましたが、ドラマ「流星の絆」で二宮くん演じる主人公?が「もうさー俺さー淋しくてさー、ステッカーとか作っちゃうんだよ」というシーンがあります。
寂しくてステッカー作っちゃうニノ!切ない!
切ない好き、稲葉さん好きの太眉でした。
おやすみ