電車の中で読めないよ!!

こんにちは、太眉です。

今、橘さんの『女と男 なぜわかりあえないのか』を読んでいます。

70頁の章題「「痴女」はほんとうに存在するのか?」

読めないよ!電車の中で!隣のミセスに見られたよ!!

章題は文字が大きく、その上太字です。チラ見で十分読めてしまいます。恥ずーー

この本は、男女の性愛の違いについて、誰でも楽しめる研究を32個紹介しています。半分まで読んでみた感じ、橘さんの著作の中でもかなりユルめの内容です。20頁「~~幸福度をあげるのだ(たぶん)。」という表現や、47頁の「えええっ!」など、だいぶ砕けた表現をされています。もちろん所々に注釈がつけられ、引用元にアクセスできるようになっていたり、図表を用いて客観的を担保するなど、橘さんの科学的な態度は健在です。ただ、読者を驚かせるために図表を提示する順番を工夫したり(19.20頁)、男性読者に共感を求めたり(強要したり)するなど、『マネーロンダリング』や『黄金の羽の拾い方』などでは、見せなかった遊び心が感じられて、読んでいてとても楽しいです。

実際、今日何度も噴き出しました。

まず19.20頁。19頁では、女性が魅力的だと感じる男性の年齢が図表の形で紹介されています。

図表は縦軸に女性の年齢がきていて、0の地点が50歳で最上が20歳です。横軸は男性の年齢です。0の地点が20歳で一番右だ50歳です。分布は右肩下がりになっていて、大雑把にいえば女性は歳が上がるにつれて、好みの男の年齢も上がっていくというものです。

そして次の頁をめくると男性が魅力的だと感じる女性の年齢が紹介されています。図表をみてみると、なんと分布は縦一直線!! つまり20歳であろうが50歳であろうが、20代前半の女性が好きということです。

正直、この事実自体は衝撃的なものではないです。でも、図表になると一気に面白くなります。女性はちゃーんと右肩下がりの図になっているのに、男性は縦軸に寄り添うように一直線に並んでいます。太眉はこの図をみて「乃木坂の握手会みたいだ」と思いました。男性の数字の縦列が、20ちゃんというアイドルの握手列に並ぶ乃木オタのようにみえて、朝の通勤電車の中で「フフッ」と笑ってしまいました。ちなみに太眉の推しはいくちゃんです。

あと77頁。男性の夢がポルノに表現されるのに対し、女性の夢は何に表現されるのかという章で、恋愛小説の話題になりました。そこで提示された図表、これの説明が面白い。そのまま引用します。

「図表⑫は、アメリカの研究者が1万冊以上のロマンス小説のテキストをコンピューターに解析させ、ヒーローの主要な職業と、その外見がどのように描写されているかをランキングしたものだ。」

そんなんすな!!

この有能な人が真面目にふざけている感じ、大好きです。

太眉が中学のときに見た映像を思い出しました。NBA選手がシュートをうって笑顔で楽しそうに遊んでいる。カメラを引いてみると、実は選手たちはなんと3Pラインのもっと後ろから、しかも片足でシュートをうっていた!という映像です。

あと『サピエンス全史』の「ゴリラは男女平等のために行進しないし、働きアリが女王を倒して共和制を敷くこともない」。この一文も、頭いい人がその豊かな知識をつかって遊んでる感じがして好きです。

こんな感じの意味だったと思います。人間の協力の土台は共通の神話である。神話は後天的な作り物だから可変である。そのため、これまで使ってきた神話(価値観)を、進化する(遺伝子が変わる)ことなく覆すことができる(イギリス革命、フランス革命など)。一方、他の種族は遺伝子に組み込まれた不変のプログラムによって協力するため、価値観や行動の様式は遺伝子が変わらなければ、変わらない。この人間の特異性を「ゴリラは男女平等のために行進しないし、働きアリが女王を倒して共和制を敷くこともない」という激おもしろ例えによって、ハラリさんは表現されています。

こういう「おもしろい!!」って思ったことって忘れないんですよね。

今日はもう遅いので寝ます。『氷点』の方も動きがあったので、書きたかったんですが、今日は寝ます。

これだけ最後に。図表⑫で示されたロマンス小説の典型的なヒーロー像、栄えある第一位は!

職業:医師

頻出する身体の部位:頬骨

頻出する外見の特徴:贅肉のない、引き締まった

村田やないかい!!

(村田は『氷点』の夏枝の浮気相手です)

おやすみ

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